コンタクトレンズ指示書(処方箋)のみの発行ご希望の方へ
コンタクトレンズ指示書(処方箋)の発行について
当院では、患者さんの眼の健康と安全を第一に考え、原則としてコンタクトレンズ指示書のみの発行をいたしておりません。
コンタクトレンズは、現行の薬事法において「高度管理医療機器(クラスIII)」に分類されています。これらは透析器や人工呼吸器、心臓ペースメーカーなどと同じカテゴリーに位置付けられており、誤った使用や不具合が生じることで、人体や健康への影響を及ぼすリスクが高いことを意味しています。そのため、コンタクトレンズの使用に当たっては、眼科専門医による適切な管理が必要です。
近年、インターネット通販の普及や量販店での取り扱いの増加に伴い、気軽にソフトコンタクトレンズを購入できるようになりました。そのような販売店の中には、医薬品医療機器等法に基づいて品質、有効性及び安全性の確認がされていない粗悪品を扱う販売店もあります。
質の悪いカラーコンタクトレンズの使用やレンズの不適切管理によるトラブルが後をたちません。角膜に障害を起こすことで、最悪の場合、失明に至る場合もあります。
当院が提携している販売店では、一流メーカー、国内正規品のコンタクトレンズ、およびケア用品を多数取り揃えており、専門知識豊富なスタッフによるサポートを受けていただくことができます。
このような現状を鑑み、当院は、患者さんの眼の健康を守る責任上、原則的にコンタクトレンズ指示書のみの発行をしない方針としております(度数のご案内も承りかねます)。
ご理解、ご協力の程よろしくお願いいたします。