眼科だいすけクリニック、千種駅、糖尿病網膜症など網膜疾患、緑内障眼科だいすけクリニック

眼の病気について

眼の病気について

当院では眼に関する悩みや疑問の解決のお手伝いをさせていただきます。是非お気軽にご相談ください。

視力低下

視力低下の原因として、眼鏡などで矯正できるものと、矯正できない「病的」なものがあります。「病的」なもののなかには放置すると視力が出なくなるものがあります。これを見つけ治療することが重要です。

眼に違和感がある

眼の違和感の原因はドライアイをはじめ色々あります。自然に治ってしまうものもあれば、角膜(黒眼の部分)の感染症のように重篤な病気のサインであることもあります。「恐らく軽症だから・・・」と放置せず、受診するようにしましょう。

眼やにが出る、眼が充血する

結膜(白眼の部分)の充血と眼やにの原因の代表に結膜炎があります。細菌やウイルスにより結膜に炎症を起こしてしまうことが原因です。ウイルスのなかには非常に強力な伝染性を持つものがあります。ウイルス性結膜炎が疑われる場合は伝染性のウイルスが存在するかを検査キットで診断します。
また、充血が起こる病気には他に、眼の中で炎症を起こし眼の中の構造物を破壊するブドウ膜炎や角膜に様々な微生物が感染して起こる角膜潰瘍があります。これらの病気は放置すると重篤な後遺症が残ることがあり、早期に治療を行うことが重要です。

疲れ眼

疲れ眼の方も、精密検査を行うと意外な病気が見つかる事があります。安易に考えず、一度受診することをお勧めします。
また、最近はタブレット、スマートフォンなどの電子機器を多用することにより眼に負担をかけていることで眼に疲労を訴える方も目立ちます。特に複視(ものがだぶって見えること)が起こると良くない兆候です。そのような方は早急にご相談ください。

眼がかゆい

アレルギー性結膜炎が眼のかゆみの代表ですが、実は他の原因でかゆみを感じることもあります。診察の上、適切な治療法をアドバイスさせていただきます。

まぶたが腫れる

瞼が腫れる病気の代表は麦粒腫や霰粒腫(世間でいう「ものもらい」)ですが、これは瞼のへりにある油の分泌腺に詰まりが生じたり、細菌が感染したりすることが原因になります。病状によっては投薬のみでは治癒せず、手術を必要とすることがあります。

白内障が出てきた?

白内障(はくないしょう)は眼の中のレンズ「水晶体(すいしょうたい)」が濁って見えにくさが生じる病気です。多くは加齢とともに発生しますが、若いうちに発生することもあります(糖尿病やアトピー性皮膚炎をお持ちの方等)。初期の白内障は点眼で対応しますが、点眼は進行予防効果があるだけで、水晶体の濁りを改善することはできません。手術治療が必要な場合は状態に応じ適切な医療機関に紹介させていただきます。

緑内障の精密検査

日本の失明原因第一位は緑内障です。この病気は見える範囲が減少していく病気なのですが、中心の範囲まで見えなくならないうちは視力は維持されます。そのため、自分自身では気づきにくいことが問題です。過去に多治見市で行われた研究では20人に1人の割合で緑内障が見つかりました。近視が強い方や血縁に緑内障の患者がいる場合リスクが上がると考えられています。眼圧(眼の硬さ)が高いと緑内障を起こしやすいのですが、日本人の緑内障患者の7割程度が正常眼圧緑内障であり、眼圧が正常値なのに緑内障を発症しています。
眼圧、視野(見える範囲)検査や視神経の画像診断などを行い、診断されると点眼で眼圧を下げる治療を行います。(病状によっては手術を要することがあります。)

網膜の病気について

網膜(もうまく)は眼に内張りされている神経の膜で、光を感じる機能があります。これが障害されると見え方に重篤な問題を起こします。当院の特色として網膜の病気の発見に力を入れております。

加齢黄斑変性

加齢黄斑変性は網膜の中央にある黄斑(おうはん)が、その奥から異常に発生した血管に破壊されることが原因です。
加齢、喫煙、太陽光線を過剰に浴びることがリスクとなります。物が歪んで見えるようになり、視力が出なくなります。現在は眼の中に注射で薬物を投与する治療が主流ですが、再発しやすく地道な治療を行う必要があります。

黄斑上膜、黄斑円孔

黄斑上膜は網膜の中心にある黄斑に薄い膜が発生する病気です。進行とともに物が歪んで見え、視力が出なくなります。
黄斑円孔は網膜の中心にある黄斑に穴が開く病気です。急に中心が見えなくなり、視力が出なくなります。これらの病気は手術で治療しますが、見え方はある程度改善するものの、元通りにはなりません。とはいえ、放置すると視力は更なる低下をきたし視力の改善のチャンスも失うことになります。

糖尿病網膜症

糖尿病網膜症は糖尿病の方に起こる合併症で網膜の細かい血管が詰まり炎症を起こすことで生じる病気です。この病気は始めは見え方に異常をきたしません。自覚症状が起こったときはかなり病状が進んでいます。失明のリスクが高い恐ろしい合併症なので、糖尿病の方は定期的に散瞳眼底検査(瞳孔を眼薬で開き眼の奥の網膜を調べる検査)を行うことをお勧めします。

高血圧、動脈硬化による網膜症

高血圧、動脈硬化は網膜の血管が詰まる「網膜動脈静脈閉塞症」の原因にもなります。これらは失明につながる恐ろしい病気です。高血圧の方も定期的な散瞳眼底検査をお勧めします。

点や線などが飛んで見える

黒い点や線が飛んで見えることを飛蚊症(ひぶんしょう)といいます。中でも網膜に穴が開いて起こる飛蚊症は非常に危険です。放置しますと網膜が眼の壁からはがれ「網膜剥離(もうまくはくり)」を起こします。網膜剥離は短期間で進行し視機能に重篤な問題をきたします。そのため、飛蚊症が起こった場合、早期に散瞳眼底検査を行う必要があります。

眼鏡処方

見え方が合っていない眼鏡は疲れ眼や肩こり、頭痛の原因となります。また、見えにくいことがストレスにもなります。合わない眼鏡は眼だけでなく、体全体の不調にも繋がる可能性があるので、早めに眼科で診察を受けましょう。